囲碁幼稚園

2009年11月24日

「お台場碁番街」

先日の日曜日、
またまた、シホ&クニで、
囲碁のイベントに行ってきました。


「お台場碁番街」。


フジテレビ主催のイベント、
「お台場おとなPARK」の一環として
3日間開催されました。


http://wwwz.fujitv.co.jp/otona-park/gobangai.html



この日、東京は1月並みの寒さのうえに、
どんよりとした曇天。


東京に馴れていない私たちは、
寒さに震えながら、
人の流れに乗って、
なぜか7階の屋上庭園に到着しました。



そこは、
たくさんのブースが立ち並び、
学園祭のような雰囲気。

私たちは、
流れに任せてアンケートに答え、
渡された袋を受け取り、
山のように試供品をゲット。


駅弁コーナーを発見し、
「売り切れちゃうといけないから!」
と、即買い。

両手いっぱいの荷物に
ふうふう言いながら、
いつの間にか当初の目的を
忘れかけていました。

竜宮城に連れて行かれた
浦島太郎なみのおバカぶりですね。


しかも、あまりに寒いので、
昼御飯を食べながら、
ボジョレーヌーボーを
2杯もいただきました。


20091122_1120_000.jpg




碁番街会場にたどりついたのは、
昼過ぎ。


091122_1050~01.jpg



091122_1051~01.jpg

※会場内のスクリーンには詰碁の問題が。




この日のメインイベントは、ペア碁大会です。


参加するには時間が足りないので、
(って、寄り道多すぎ?)

シホ&クニは、
女二人のペアで、
「ペア指導碁」なるものを受けました。



指導は、ダンディーな水間俊文七段。


ペア碁って、本来は相談しちゃいけませんよね。

でも、
図々しい私たちは、
先生が多面打ちなのをいいことに、
こそこそと次の手を相談。


完全にルール違反してしまいました。
ごめんなさい!


でも、
これが面白かった。


いつも、攻めすぎと言われるシホですが、
意外に固いところがあったり、

逆に守り一方のようなクニが、
攻めようとしたり。

お互いの考え方の違いがよくわかったし、
勉強にもなりました。

なんて、正当化したりして…。



二人共通の課題は、
やっぱりヨセですね。


どこから決めていけばいいのか、
まだまだ見えていません。




その後、地元に戻った二人は、
いつものように居酒屋へ。

そしていつものようにビールを頼み、
いつものように9路盤をとり出し、
いつものように
図々しく打ったのでした。


20091122_1642_000.jpg


最近、悩みの多いクニは、
こもりがちだったのですが、
久しぶりに出かけて楽しかった!
なのでした。




               byクニ












posted by シホ&クニ at 10:25| Comment(4) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月21日

『碁盤太平記』について

先日書いた、『碁盤太平記』のこと。

http://shihokuni-igo.seesaa.net/article/133300539.html


「碁盤を使って情報を伝えた」
という場面、
どういう風に碁盤を使ったのだろうと疑問だったのですが、
囲碁仲間のぴょん吉さんが、
調べて教えてくれました。


その原文がこれ。
(改行は、シホがしました)


浄瑠璃の近松門左衛門の『碁盤太平記』は
謡曲よりも狂言の影響が強く
竹田出雲らの『仮名手本忠臣蔵』を経て歌舞伎劇へ

二重スパイの寺岡平右衛門に
由良之助が屋敷の間取りを問う場面

時 文和三年(1354年)九月五日
所 京都市中、大星由良之介(おおぼしゆらのすけ)の住居

由良之介 貴行に碁盤を使い碁石を並べ図を作つて尋ねるぬべし。
合(あ)はばうなづき合ぬ時はかぶりを振り、指を使って直せ。
白石は塀(へい)黒は屋形と心得よ。
こヽは東表門一目(いちもく)を十間づもり。
並べし石数(かず)十四目。百四十間是皆塀(へい)か…



白石を塀に、黒石を屋敷に見立てて、
見取り図を描いたということですね。
(どくとるさんのおっしゃる通りでした)

碁石を並べたのは由良之介で、
寺岡平右衛門にその正否を尋ねています。

白石で表しているのは、塀の長さ。


「東表門一目(いちもく)を十間づもり」

「百四十間是皆塀(へい)か…」


一間は1.818mなので、
百四十間ということは
高師直(吉良上野介)の屋敷の東表門の塀の長さは
254.52mだったということです。


なるほど、なるほど。


でも、表門の長さなら、
スパイしなくても塀の外からでもわかるような・・・・

きっとこの後、
屋敷内の他の施設についても
碁石で表したのだろうと推測されます。


ということで、
どういう風に碁盤と碁石を使ったのかが、
よくわかりました。

ぴょん吉さん、
どうもありがとう!


                   by シホ






どうもありがとう!
posted by シホ&クニ at 13:06| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

月刊碁ワールド12月号発売とパズルの話

『月刊碁ワールド』2009年12月号、
今日発売です。


20091120_2252_000.jpg

※これが12月号の表紙なので、Dさん、
 間違えて11月号を買わないようにしてくださいね。


今回のクニのエッセイは、
プロの指導碁を初めて受けた話の後編。

このK七段の似顔絵は、似ています!
イラストの通り、笑顔がステキな
「チャーミング小林(あっ、書いちゃった!)」先生です。


パズルは、
囲碁用語で「しりとりパズル」を作ってみました。
これはお初のパズルタイプです。


珍しくパズルのことをお話したいと思います。


シホは普段、複数のパズル専門誌で
仕事をしています。

パズル誌もたくさんあるので
細分化していて、毎月色々なテーマでパズルを作ります。
漢字や料理、ダイエット、オリンピック、
イケメン、流行の小物、温泉、星占い、歴史物・・・
編集部はいつもお題を探しているわけです。

だったら、
囲碁のパズルがあってもいいじゃない?

編集担当の人には折に触れて
「囲碁をテーマにしたパズルを作らせて」
と言っていたのですが、
ずっと軽くスルーされていました。

まあ、囲碁はマイナーイメージだから
しょうがないかな・・・。
と思っているうちに、
『碁ワールド』でパズルを作らせていただけることになって、
「囲碁のパズルが作れる!」
とシホはすっごく嬉しかったんです。

常々
「パズルが好きな人は囲碁も好き」
「囲碁が好きな人はパズルも好き」
と思っていたので、
これで、囲碁好きな人に
パズルの楽しみも知ってもらえるな、と。

それで、
テーマは囲碁にして、
色々なタイプのパズルを作っているのです。
(わがままを受け容れてくださっている
『碁ワールド』編集部の方々には感謝!)

クロスワードは皆さんも一度は解いたことがあると思いますが、
ワード系パズルには他にも、
スケルトン、シークワード、
ナンクロ、アロークロス、東欧クロス・・・などなど、
色々な種類があるのです。


『碁ワールド』に届いた応募のはがきを見せていただいて、
70代の方が
「クロスワードというものを初めて解きました。
面白かったです」
と書いてくださっていたのを見た時は、
シホは本当にうれしかったです。


シホ&クニの連載開始から、
この12月号でちょうど1年。
おかげさまで、
来年も連載続行が決まりました。

「エッセイは毎回読んでいるけれど、
パズルは解いていないなあ」
という方もいらっしゃると思いますが、
すごくヒマな時にでも
ちょっと解いていただけたらうれしいなあ、
と、パズル作者は思っています。

だって解答を送ったら、ひょっとしたら、
井山名人揮毫の扇子が当たるかも知れないんですよー。

と、最後は井山さまのお力にすがってしまいました。


また来年度も、
シホ&クニの『ハッピーワールド』を
よろしくお願いいたします。


                      by シホ






posted by シホ&クニ at 00:03| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月19日

辞典で見つけた囲碁の言葉

このところ、碁会所にも行かないで、
真面目に仕事をしているシホです。

今月は漢字パズルを作る仕事が多くて、
『大辞林』
『四字熟語辞典』
『逆引き広辞苑』
『成語林』
などなど、複数の辞典を調べまくりの毎日。
(パズルは、1字でも間違っていると無効になってしまうので、
知っているはずの言葉でもすべて確認するのです)


当然のことながら、知らない言葉って、
まだまだたくさんありますね。

心惹かれる言葉との出会いは、
地味ーな作業の中での
最大の楽しみです。


今日は、そんな中、
囲碁に関する言葉を2つ発見しました。


【挙棋不定】(きょきふてい)

意味は
「方針を立てないまま行動すること」。
または
「物事を行うのに、なかなか決心がつかないこと」。

「挙棋」は、碁石をつまみあげる、
「不定」は、方針が定まらないこと。


碁打ちにはわかりやすいですね。

初心者教室のK坂先生には
「碁石は、打つ場所を決めてから持ちましょう」
とよく言われましたが、
今もって気が急くと、
先に「棋を挙げて」しまいます。

改めて反省したことでした。


もう一つは、言葉というより書名ですが。


【碁盤太平記】

近松門左衛門が書いた人形浄瑠璃。

有名な『仮名手本忠臣蔵』は、
この『碁盤太平記』を改作したものだそうです。

二重スパイになった平右衛門が、
碁盤を使って
高師直(吉良上野介)の家の様子を知らせてから絶命した、
という場面から、この題名になった由。


でも、
碁盤を使って知らせたって、
どうやって?!

どういう風に
碁石を並べたのでしょうね。

すっごく気になります。

これは、
『仮名手本忠臣蔵』でも
お馴染みの場面なのでしょうか?

としたら、
ドラマの『忠臣蔵』で観たことはあるはずですが、
覚えがありません。
(『古畑任三郎』と同じ
http://shihokuni-igo.seesaa.net/article/132167023.html

ご存じの方がいらっしゃったら、
ぜひ教えてくださいませ。


                    by シホ








posted by シホ&クニ at 00:31| Comment(2) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月11日

囲碁な一日

11月に入ってから
急に忙しくなってしまって、
シホもクニもなかなか打つ時間をとれなかったのですが、
昨日は二人で囲碁を堪能しました。


まず午前中には日本棋院へ。
『囲碁未来』のO編集長と
お話をしました。

夕方からはgoxiのオフ会。

それまでどうしようか・・・と考え、
前から気になっていた
飯田橋の「canal cafe」に行ってみました。


ここは、
ドラマ『拝啓、父上様』で
嵐の二宮くんが黒木メイサとお茶をしていた店で、
お堀端にある開放感いっぱいのオープンカフェ。

シホ&クニは
イケメンとフランス語で話すわけではなく、
(ドラマの中で黒木メイサが、
「今日はフランス語だけを使う日」と、
フランス語で話していた)
さっそく19路盤を取り出して、対局GO!


20091110_1306_001.jpg

※左手にはボート乗り場もあります


昨日は天気も良く、
“カフェ囲碁”日和。

ビール一杯では済まず、
ワインのデキャンタまで頼んで、
ほろ酔い気分で楽しく5局打ちました。

「canal cafe」、
日本棋院のある市ヶ谷の隣の駅、
飯田橋から徒歩1分なので、
おすすめです。


その後は、ぽーっとしたまま、
麹町の囲碁サロンDへ。

北海道から上京のどくとるさんを囲んで、
きゃれらさん、両国さん、あかさん、
docMMさん、ちゅうさん、
そしてシホ、クニの
goxi仲間が集まりました。


ちゅうさんと両国さん以外は、皆さん
対面ではお初でしたが、
紹介もそこそこに対局開始。


クニはちゅうさんに、
シホはどくとるさんに
打っていただきました。

いつも「守らずに攻める」、
身も蓋もない棋風のシホですが、
先日放映の梅沢由香里さんの対局に感動して、
(一手入れなければ死んでしまう大石を守らず、
先に攻めていったのがかっこよかった!)
いつも以上に闇雲に攻めた挙げ句、
大石を取られて投了。

どくとるさんには
「肉食獣」
と呼ばれました。

そうなんですか、そうなんですか?!


ちょうど8人だったので、
その後は2組に分かれてペア碁。
シホはdocMMさんとの組で、
あかさん・クニペアと対局。

ペア碁は楽しいけれど、
緊張しますね。
シホもクニも途中、
「ああ、なんか吐きそう・・・」
と言いながら打っていましたよ。(失礼!)

結果、docMM・シホペアが勝たせてもらい、
局後のあかさんの解説は、
とても勉強になりました。


と、ここでタイムアーップ!

きゃれらさん・両国さんペアと
どくとるさん・ちゅうさんペアの
名人戦が盛り上がっていましたが、
最後まで観戦できずに失礼しました。
(結果、どうなりました?)


どくとるさんもおっしゃっていましたが、
「対局するだけで
お話があまりできませんでしたね」。

碁打ち同士の集まりは
どうしても、そうなってしまいますね。
でも、それがまた楽しいじゃないですか。

皆様、楽しい時間をありがとうございました。

よろしければ
また打ってくださいね!


                   by シホ

posted by シホ&クニ at 09:40| Comment(8) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月06日

『古畑任三郎』の中の囲碁棋士

『古畑任三郎』の再放送を観ていたら。


神経質な夫(小日向文世)が、
大雑把な妻(田中美佐子)に殺されるという
ストーリーで、この夫婦が、
両方プロの囲碁棋士でした。

夫は八段、タイトルも獲っているスター棋士で、
妻は五段、ケーブルテレビの囲碁番組に出演している、
という設定。


この夫が実に細かい性格で、
きれい好きで口うるさい。
妻は反対に
電気を消し忘れたり、
ペットボトルの蓋をきちんと締めなかったりで
いつも夫に怒られている。

夫はヨセ計算をきっちり、
妻は大模様を描くタイプだろうなあ、
と想像しました。


今泉刑事(西村雅彦)が、
夫を亡くした妻に

「囲碁っていうのは
◯×みたいなものと考えていいのでしょうか」

ときいていたのが面白かった。


そして、この夫婦が飼っている猫の名前が
「ポン抜き」。


囲碁好きなら、二ヤッとしてしまいますね。



実はこの話、私は以前にも観ていて、
すごく印象に残っている話だったのに、
この夫婦が囲碁棋士であったことなど、
全く忘れていました。
というより、
気にも留めていなかったのですね。
(その時はまだ囲碁をやっていなかったし)


囲碁に限らず、
知らないということで
面白味も深みもわからずスルーしてきたことが、
私にはいっぱいあるんだなあ、
と思ったシホでした。


                     by シホ
posted by シホ&クニ at 12:37| Comment(6) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2009年11月01日

ヘボのための囲碁格言

というものを
徒然なるままに考えてみました。
わかってもらえるかな〜



三々気合い勝ち

三々に入られると、
あわててしまうのがヘボ。
相手が上手だと、
意外に小さく生かして終わるのに、
相手もヘボだと、
なぜだかおかしな展開になって、
かえって大きくされてしまうこともある。
ここはひとつ、
あせらずに気合いで頑張りましょう。

同じような意味で
「三々でへこむな」という言葉も。

入られると生きられちゃうくせに、
自分から入っていくと
すぐに死ぬのでへこみがちだが、
そんなところでへこんでいないで、
頑張りなさいという格言。




勝手読み返し


ヘボ同士の戦いのこと。

相手が勝手読みをしたら、
咎めなければいけないのに、
自分もさらに勝手読みをして、
収拾がつかなくなってしまうこと。

盤面をのぞきにきた
有段者に指摘されて、
初めて気がつくことが多い。

「勝手読み返し返し」と
延々続くこともある。




死に石で戦うな


自分の石が死んでいることに気がつかないで、
打ち続けてしまい、
最後にぎょっとする、
ヘボにありがちな行為。

まれに、死んでいることに気づいても、
何とかなるのではないかと、
打ち続けてしまう負けず嫌いもいる。

有段者ならとっくに投了してるって。




戸締り用心



守るべきところを手抜きして、
相手を攻めようとする、
ヘボの失敗。
ドア開けっぱなしで出かけりゃ、
泥棒に入られても文句は言えません。
反対に
「お出かけは、2重ロックにチェーンかけ」
という間違いも。

守りすぎ、ってことですね。





布石で勝てたら世話はない


へぼでも、布石は意外ときれいに打てるものです。
で、ちょっとばかりほめられて、
調子に乗っていると、
中盤でひどい目にあう。

布石がうまくても囲碁は勝てません。




定石うろ覚え



練習したはずなのに、
実践で定石通り打とうと思うと、
ちゃんと覚えていない。
どこかで一手間違えて、
そこからはぐずぐずになってしまうこと。

「うろ」→「烏鷺」とかけてたりして…。
座布団1枚もってきて〜
ウソウソ、全部持ってっちゃって〜




ストーカーに勝ち目なし


相手の打つところ打つところ、
追いかけてしまう
へぼストーカー。

後手後手だし、これでは勝てませんよ。
という格言。



いかがでしょうか。
また思いついたら、アップしますね。



                 by クニ
posted by シホ&クニ at 14:29| Comment(13) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。